
物語は出会う事からはじまります
■「特攻花」と呼ばれる花を撮り続けている女性に出会いました。
「仲田千穂」京都府出身、24歳の写真家です。

第二次世界大戦中、アメリカ艦隊に向け特攻出撃する若い隊員たちが、鹿児島の空軍基地から次々と飛び立っていきました。見送る人から贈られる花を、滑走路脇にそっと置いて。この花だけは散らすまい・・・。いつしかそれは地元の人たちから「特攻花」と呼ばれ、60年を経たいまも毎年花を咲かせています。19歳で「特攻花」と出会い、以来ずっと“今に生きる戦争”を撮り続けてきた写真家。本来、戦後に入ってきた外来種である花が「特攻花」であるはずがないという指摘もあります。確かなことは、この国でかつて戦争があり、敵味方とも多くの人々が命を落とし、この花がそれを今に伝えるシンボルとなっていることです。今年で戦後61年目を迎えます。いま一度、「特攻花」というものが存在した日本の歴史を学び、“戦争とは何か”を自分に問うきっかけとなれば幸いです。

http://www.nanasai.jp/hana/
■「戦いの矛盾」を歌っている女性と出会いました。
「熊木杏里」長野県出身、24歳のフォークシンガーです。


http://www.kumakianri.com/
「戦いの矛盾」 熊木杏里
小さな足場を登りきるには
私は満たされすぎている
欲しい物のために我慢をするにも
私は満たされすぎている
お金が無いこわさを知るには
私は満たされすぎている
食べるために働く気になるには
私は満たされすぎている
働きたくても 働けない人がいて
飢えて舌をかじってる
命とお金がつながらない場所にいて
お腹の中にももどれない
君は神様のすぐそばにいて
どんな話を聞いているの?
誰かに想いを訴えかけるには
私は満たされすぎている
それでも私は私にしか
できないことがあると信じる
泣きたいときにも 泣けない人がいる
涙でのどが潤うの?
心と体が別々になりながら
いつか何かを叶えるの?
きっと神様はひとりひとつ
ちがう話を教えてくれる
いつまでも
生きてゆく
■1968年から訪れている「与論島」に久しぶりに渡る機会があり
民俗村のじいさん、ばあさんと再会できました。「尊尊我無」。
「トートガナシ!」島の人たちは満面の笑顔で迎えてくれます。
その昔、搾取され続けた暮らしが生み出した生き延びるための知恵、笑顔で居ること・・・。今では、もてなしの精神として受け継がれています。島に広がる笑顔の源は、自分や周囲に感謝する気持ちが、今も生き続けているからなのでしょう。

■そして、「かりゆし酒場」のみなさんと出合う事になりました。
茶花の通りにある民謡酒場。人気上昇のかりゆしバンドが生演奏で与論民謡や沖縄民謡を歌う。リーダーの田畑哲夫さんの味のある歌、高い澄んだ声の牧美也子さんの歌、合いの手や囃し歌。酒場に来た人は全員リズムに合わせて狭いステージ前でカチャーシーを踊る。
だれもが楽しめること間違いなしの酒場です。
http://kariyusiband.web.infoseek.co.jp/
「たましいの島」 作詞:古川誠二 作曲:田畑哲彦
遥か日本の南にたましいの住む島があるという
美しい海と自然に囲まれた島だという
そこに行けば懐かしい人にあえるという
はるか南の島はたましいの島だという
遠い昔の話が語られてる島があるという
美しい花と緑に包まれた島だという
そこは不思議な言葉と歌があるという
人は南の島をユウヌのしまだという
心が寂しい時に訪れる島があるという
やさしい愛と自然にいだかれた島だという
そこに行けば命を守る暮らしがあるという
はるか南の島は 神の島だという
誰もがみんな自分の家で死ねる島があるという
家族に囲まれて魂の先立つ島だという
そこに行けば誰もが命永く生きるという
はるか南の島は幸せの島だという
■
2006年6月、喜界島に渡り「海と月と風と」のイベントを行うことになり
「エコ・サイクル・クラブ・バンド」の皆さんと合体しました。
エコ・サイクル・クラブ・バンドは、日本初の自転車発電による電力を利用したライブイベントバンドです。ご参加いただいた方からは「エネルギーの大切さを体感した!」「ささやかな省エネだけど、環境に優しいのがうれしい!」「電気をこまめに消すようになった。」と評判は上々です。自然の中で自転車をこぐ爽快感は、健康にもココロにもHAPPY!そして、発電によってミュージシャンが奏でる音楽をみんなで楽しめるなんて、幸せいっぱいになることうけあいです。子供たちに明るい健全な未来の地球を手渡すため、みんなで小さな一歩をふみ出しましょう。体脂肪を電力に! 山本公生・越智克己・利久

■喜界島で「特攻花」を歌っている「土岐兄弟」と出合いました。

栄忠則さんの経営する「ライブハウス・サバニ」でスタッフをしている、土岐nie, 弟のjin君の「ドキドキ」というユニットがあります。写真家、仲田千穂さんとの出会いの中で「特攻花」の曲を作り唄っています。Dokidoki はいつも初々しさに溢れていて気持ちのいいステージを見せてくれます。2006年6月24日「海と月と風と」の一行は島の人たちと合体し、エコ・サイクルの皆さんと共に島興しイベントに参加。25日には「ライブハウス・サバニ」で桑名正博・熊木杏里・小島良喜・吉俣良・山本公生に加えて利久さんの愛情豊かなライブペインティングのパフォーマンスも加わり、島の人たち、喜界島まで駆けつけてくれた仲間たちと、またひとつ新たな物語や伝説を作る事ができました。
http://www.kikaijima.com/sabani.html
「特攻花」土岐兄弟
潮風に吹かれて にっこり咲いて 凛と咲き誇る 若き花
争いは繰り返す 命を忘れ 絶えることのない 悲しい花
どうせ 枯れゆく命なら 風に乗って 散っていきたい
忘れないで 若き花 咲かさないで 悲しい花
咲いては散り 咲いては散り 笑って… 魂(こころ)の花
雨風に打たれて 泣かずに咲いて 全て背負い込む 強き花
たとえ 散りゆく命でも ずっと笑う 花でありたい
忘れないで 若き花 咲かさないで 悲しい花
咲いては散り 咲いては散り 泣いて… 魂(こころ)の花
忘れないで 若き花 咲かさないで 悲しい花
忘れないで 若き花 咲かさないで 悲しい花
咲いては散り 咲いては散り 笑って…
争いは無意味だと 僕らに語る ここに咲きつづける 特攻花
■ドイツのオーバーハウゼンにある
「ドイツ国際平和村」で子供たちに出会いました。

ドイツ国際平和村は1967年7月6日ドイツ市民の手によって紛争地域や危機に瀕した地域の子どもたちを助けるために設立されました。紛争や貧困の犠牲となったこの子どもたちは、今このときも、私たちの援助を待っています。設立以来、平和村の活動はどんどんと広がっていきました。その活動の中心にはいつも子どもたちがいます。平和村の活動は、まず、子どもたちの治療をヨーロッパで行うことからはじまりました。そして、子どもたちが母国で治療できるようになることを目指し、今では沢山のプロジェクトが危機的な状況にある様々な国で行われています。それでも医療ケアのためにヨーロッパまでやってこなければならない子どもは沢山います。また、子どもたちのヨーロッパでの治療、プロジェクトと並び、平和村の紹介を通して平和への関心を高める活動も行なっています。この3つを柱として、ドイツ国際平和村は平和のための活動を続けています。
1994年10月「ハートエイド」という名称でNGOを立ち上げる。
「障害者ミュージシャン支援CD」を企画、制作。
「阪神淡路大震災」でバイクライダーたちと船からの救援活動、
車椅子バスケットボールチーム「ネット・ライダーズ」の結成。
西城秀樹、河村隆一、松本孝弘、そして多くのミュージシャンやスタッフの協力を得て
ドイツ国際平和村支援CD「旅の途中〜ドイツより愛を込めて〜」を製作。
2006年5月息子の、美勇士、錬と「旅の途中〜ドイツより愛を込めて〜」を再録音。
http://japan.friedensdorf.de/
■そして、ここからまた新しい物語が生まれて行くでしょう。

■2005年、沖縄県那覇市にある「Café4th」でアコースティック・ライブを行いました。
旧友との再会。そして、たくさんの新しい仲間との出会いがありました。
仲田千穂の「特攻花」の話や、熊木杏里の「戦いの矛盾」が如何にいい曲で心を打たれるか・・・などなど、酒の勢いも借りて話に花が咲き、若い彼女や彼たちが頑張っとるのに・・・なんかわしらで出来ることはないんかいっ・・・?
ふと見渡すと・・・そこには「海と月と風と」がありました。生命の全てがありました。
■僕は1953年生まれですから、すでに50の峠は越してしまいましたが、この出会った人たちと、これから出会うであろう人たちと共に、風化させてはいけない物語や文化を後世に伝えよう、そして地球の裏側で、紛争や内戦で傷つき苦しんでいる子供たちの事を想い、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、生きることの素晴らしさを感じながら、イベント作ったり、募金活動したり、みんなで唄ったり、踊ったり・・・。
おっさん、おばはん、兄ちゃん、姉ちゃん、この際ひとつ張り切ってみようよ!
これが「海と月と風と」のお話です。
僕たちは「子供たちの未来のため」に活動して行きます。
2006年5月 桑名正博
http://www.kuwana.com/index1.html
■旧友「下田逸郎」から新しい物語が届きました。

「旅路」という題名の唄がありました。

http://www.t-chest.jp/shimoda/
物語をつくりましょう

「海と月と風と」
社団法人 日本芸術社会福祉協会
〒541-0054 大阪市中央区南本町1-2-7
TEL 06-6268-0053 FAX 06-6268-0067